広島・菊池メジャー直談判 原巨人の来オフ補強には大打撃

公開日: 更新日:

 忍者が海を渡るか。

 広島菊池涼介(28)が21日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、来オフにもポスティングシステムによるメジャー挑戦の意思を球団に伝えたことを明かした。

 順調なら来季中に国内FA権を、2021年に海外FA権を取得する。ポスティングでの移籍なら、メジャー球団から広島へ譲渡金が支払われる。育ててもらった恩義から、FA前の移籍で「少しでもカープに恩返しがしたい」という菊池の思いがある。

「どうなるかは分かりませんが、成績を残さなければいけないので、自分にハッパをかけるつもりで伝えさせていただきました。野球をやっている以上、トップのレベルでやりたい。(以前から)球団の方にもオーナーの方にも出向いて、そういう話はしていました」

 今季は打率・233、13本塁打、60打点に終わった。それでも驚異的な守備力で失策は自己最少の3にとどめ、二塁手でリーグトップの守備率・996を誇った。最多得票で6年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞。チームのリーグV3に大きく貢献した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…