金満球団も獲得敬遠…菊池雄星の不安は左肩だけじゃない
ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指す菊池雄星(27)は現在、米ロサンゼルスで代理人のボラス氏とミーティング中だという。
争奪戦に名乗りを上げそうな球団や、さまざまな条件面に関して代理人と意見を擦り合わせているところらしい。もうじき始まる他球団との面談には本人も同席する見込みだが、
「現時点で菊池獲得に積極的な球団は、再建中のチームがほとんどのようだ」
と、西海岸のさる代理人関係者がこう言った。
「今年のポストシーズンに駒を進めたのは両リーグ合わせて10球団。そのうち菊池に積極的なのはレッドソックスくらいだと聞きました。ヤンキースやドジャースのようにカネがあって強いところだけでなく、アストロズやアスレチックスも消極的です。レッドソックスにしても何が何でもというスタンスではない」
■ポストシーズンに進んだ10球団中9団は…
例えばヤンキースはマリナーズからトレードで左腕パクストン(30)を獲得。17日にはFA左腕のハップ(36)と2年契約を結んで、すでにローテーション投手を5人そろえた。強くてカネのある球団まで菊池を敬遠するのはなぜか。