日ハム吉田輝星が明かす 根尾からの刺激と痛感した実力差
「根尾が(宿舎の)部屋に来たり、自分が部屋に行ったりして、いろいろ話しました。自分が気になっていたのは決勝戦のイメージ。決勝とそれまでの試合とで違う部分があったのかなとか。決勝では疲れとかもありましたが、投球がどう変化したのかなというのはすごく気になっていました」
――決勝は5回12失点で降板。それまでの試合と比べて難しいと感じた部分があった?
「初回にピンチを招くのは何回もあったことですけど、(3失点した)初回、中川と藤原を三振に取った時に気の緩みが出て、それがゲームを決めてしまったのかなと」
――その後、根尾に四球を与えて2死満塁とし、暴投などで3失点した。
「はい」
■投手のクセや心理面
――五回にはその根尾に2ランも浴びたが、彼はどう見ていた?
「『やっぱり疲れは出ていた』とは言っていました(笑い)。あとは、自分のことをかなり研究していたらしくて、投球時のしぐさだったり、投げ方を見て、いい球が来るか来ないか、外から観察して分かることがあったと。変化球を投げるときに、変化球の腕の振りで投げてしまったり……」