盤石のイランが中国撃破 森保Jアジア杯準決勝は苦戦必至
アジアカップ準々決勝のイラン(FIFAランキング29位)―中国(同76位)戦(日本時間25日午前1時キックオフ)は「勝者が28日の準決勝で森保ジャパンと対戦」するので注目を集めた。
高いボール支配率で試合を優位に進めるイランは前半18分、自陣からのロングボールに反応した身長186センチFWアズムンが、自慢の快足を飛ばしてボールを奪うと中国ゴール前に折り返し、それを左MFタレミが右足ダイレクトで決めた。
31分には、自陣右サイドからのロングボールを右MFジャハンバフシュが空中戦で競り勝ち、コボレ球を相手DFよりも早く収めたFWアズムンが、GKをかわして無人のゴールに流し込んだ。
試合終了間際には、交代出場のFWアンサリファルドがダメ押しゴール。FIFAランキング通りの順当な結果と言えばそれまでだが、イランの盤石の強さが目立ち、パッとしない試合ばかりの森保ジャパンが、苦戦を強いられるのは間違いない。