セリーナ流を導入 大坂なおみ“大試合で3勝”したたか調整法
セリーナを支えてきたバインとシラーは、そのスタンスというか調整法を、大坂にも応用しているのだという。
■セリーナは37歳でも第一線で活躍
プロテニス選手はただでさえ、スケジュールがハードだ。行き当たりばったりで試合に臨み、その都度、全精力を注ぎ込んでいたら、とてもじゃないがシーズン終了まで体がもたない。
セリーナが37歳となったいまも一線でバリバリ活躍しているのは、狙いをピンポイントで定めて、その試合を勝ちにいく戦い方も大きく影響しているに違いない。選手寿命の観点からいっても、大坂のスタンスは大正解ではないか。
日本はもちろん、欧米メディアは早くも大坂が5月下旬の全仏や7月の全英も勝てるのか注目しているが、結果はともかく、次の全仏と全英が“全力投球”なのは間違いない。