日ハム輝星は「プロで通用しますか」荒木二軍監督に聞いた
■一軍帯同も
――評論家をうまく使うという。
「山本昌や川上のように名前があるOBは、輝星も知っていると思う。監督、コーチの話とはまた違った捉え方をするはず。もし山本昌に言われたら、すごく耳を傾けるだろうからね」
――栗山監督はなるべく早い段階で仕上げてほしいという考えがあると聞きました。
「そういう話は来ている。去年の高卒新人の田中瑛と北浦はそこに合わせるという感じではなかったけど、2人に関しては、まず16日の紅白戦に合わせていこうと」
――結果によっては一軍帯同も?
「そこはマウンドの姿を見て、栗山監督が判断するわけだから。それに応じて、その方針で動くことになると思う」
――単刀直入に聞きますが、吉田はプロで通用しますか?
「通用すると思う。ランニングメニューでは一生懸命、先頭を走っている。そこはうれしいし、結構評価をしている。練習が終わった後に熱心に映像をチェックする姿も見ていると、ちゃんとやる子なのかなと。ちょっとでも抜くようなところがある選手は心配。能力があっていい時はあるかもしれないけど、続かないで落ちていったりする。勝てる投手は一生懸命取り組む。輝星はそれができる選手だと思ってます」
(聞き手=藤本幸宏/日刊ゲンダイ)