ゲレーロ濃厚も…巨人の“超大穴”左翼を他球団が密かに警戒
巨人のレフト争いが他球団から注目されている。19日の沖縄キャンプで行われたゲームノックでは、ゲレーロと亀井が左翼の守備位置に就いた。
外野は中堅・丸、右翼・陽岱鋼はほぼ決まり。左翼はゲレーロが一歩リードしている。亀井の他に松原、立岡、重信らがしのぎを削る構図だが、他球団が警戒する別の布陣があるという。
「外国人枠の最後の1枠を争うとみられる2人でいえば、ゲレーロではなく、先発投手のヤングマンを使われる方がイヤだし、レフトには既存の外野手ではなくて、捕手の大城(卓三=26)を入れられたら怖い。大城は二軍スタートから沖縄2次キャンプで一軍に抜擢されたように、これまでのキャンプを見ていても、打撃力は群を抜いている。というより中軸級。本職の捕手争いは、FA補強した炭谷と小林の一騎打ちでしょう。阿部も控えていますしね。
大城は昨秋のキャンプで一塁も守ったようですが、一塁は新外国人のビヤヌエバ、中島の新戦力、場合によっては岡本が回る可能性もありそう。ゲレーロでないと、どうしても小粒な感が否めないレフトに、大城をはめ込んだ時の重量打線が最もイヤですね。原監督はもともとレフトは守備より打撃を優先している。捕手でも一塁でもあぶれてしまいそうな大城がもったいないですから」(セ・スコアラー)
ゲームノックでは捕手だったが、原監督はいつ防具を外させ、外野の練習を指示するか――。他球団は固唾をのんで見守っている。