「麻也君を支える立場に」昌子が語る森保Jへの意気込み
ロシアW杯後、日本代表招集が見送られてきた昌子だが、コロンビア、ボリビアと対戦する3月の2連戦での森保ジャパン初参戦が決まった。「今後は欧州と日本を行き来しながらの代表活動になる。難しい状況の中でもパフォーマンスを維持して、麻也君(吉田=サウサンプトンDF)を支える立場にならないといけない」と新たな意気込みを見せる。
試合終了間際の高速カウンター「ロストフの14秒」で砕け散ったロシアW杯ベルギー戦から8カ月。「(決勝点を決めたモナコMF)シャドリへの最後のスライディングが、なんで追いつけんのやろって……。(日本代表の)先輩たちに(16強以上の)高い景色を見せられなかった。自分が足を引っ張った」と号泣した昌子は、代表復帰への渇望を抱き続けてきた。
「ロシアの時は僕が一番(年齢が)下で先輩たちに“付いていく”W杯だった。『唯一の国内組』って言われるのも凄く嫌だった。俺がアカンかったらJリーグのDF全員ダメってことになる。そのプレッシャーを勝手に背負ってました。でも、今はW杯を1度経験させてもらったし、欧州組にもなった。海外歴では(1月の)アジア杯に出ていた拓実(南野=ザルツブルクMF)や冨安(健洋=シントトロイデンMF)の方が長いけど、若手とベテランのパイプ役になれれば、と思います」と自身の立ち位置をよく理解している。