「麻也君を支える立場に」昌子が語る森保Jへの意気込み
実際、DF吉田や青山敏弘(広島MF)ら30代に引っ張ってもらうだけでは、森保ジャパンは強くならない。昌子や柴崎岳(ヘタフェMF)、遠藤航(シントトロイデンMF)といった20代半ばの中堅世代の底上げが不可欠なのは間違いない。
「『麻也君や青ちゃんがいないからどうしよう』という状況はよくない。僕は鹿島で何回もキャプテンマークを巻かせてもらいましたけど、チームのためになる働きをしていけば、自然と必要とされる存在になっていく。代表では麻也君を支える立場にならないといけないんで、自分にできることをやるつもりです」
■「自分の良さは理解しているつもり」
リーダーの自覚を口にする昌子だが、DFのレギュラー争いは、ロシアの時より激化している。 アジア杯でMVP級の働きを見せた20歳の冨安が一気に頭角を現したのに加え、かつて鹿島でコンビを組んだ植田直通(サークル・ブルージュDF)や東京五輪世代の中山雄太(ズヴォレDF)も国際経験値を高めている。吉田も所属クラブで復権を果たした。