「アジアの壁」井原監督も絶賛するDF冨安健洋の近未来は…
26日のボリビア戦(神戸)を1―0で完封勝利した日本代表。成長著しい冨安健洋の出番はなかったが、出場した三浦弦太(G大阪DF)と畠中槙之輔(横浜DF)とは、安定感や落ち着きがひと味違った。「トミはホントに良い選手」とロシアW杯組の昌子源(トゥールーズDF)も敬意を払う20歳のDFの近未来を占う――。
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2010年南アフリカW杯のころは「中沢佑二(元横浜DF)と闘莉王(京都DF)の2人のいずれかがケガしたら日本代表は終わり」と言われるなど、常にCBの人材不足が懸念されてきた。
14年ブラジル、18年ロシアの両W杯も吉田麻也(サウサンプトンDF)の相棒探しにザッケローニ、ハリルホジッチ、西野朗といった歴代の代表監督が苦慮してきた。
ロシアW杯では昌子が急成長して16強入りの原動力になってくれたが、決して選手層が厚いと言える状況ではなかった。
あれから9カ月が経過し、冨安の出現で様相は一変したと言っていい。