DF冨安の異名は“20歳のおじいちゃん” タイプ瞬時に見極め
吉田麻也(サウサンプトンDF)不在の中で日本代表の3月2連戦は、アジア杯で守備の要に君臨した冨安健洋に期待が寄せられた。「20歳のおじいちゃん」の異名通り、落ち着きと安定感は相変わらずだったが、22日のコロンビア戦(日産)で痛恨のハンドを犯してしまった。「最終的に手が出たのでスキを見せてしまったかな」と残念がる大型DFは、屈辱感を糧に一層の進化を期して欧州へ戻った。
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ロシアW杯16強戦士の昌子源(トゥールーズDF)とCBのコンビを組むのは、今回の代表2連戦が初めて。ロシアW杯以来9カ月ぶりの代表復帰となった昌子も「あのデカさ(187センチ)でスピードもあるし、すごく良い選手。一緒にやるのが楽しみ」と共演を心待ちにしていた。実際、コロンビア戦での2人は好連係を披露し、相手エースFWのファルカオ(モナコ)を何度も止めていた。それだけに不運なPKは悔やまれる。
「(昌子)源君はリーダーシップを取って90分間声を切らさずにやってくれたし、試合中も気になったことを話しながらやることができた。積み重ねることで感覚的なものはどんどん良くなっていく。練習からもっと意思疎通を図りたい」