開幕9試合で圧巻23本 パ本塁打王争いがV争いより熱くなる

公開日: 更新日:

 勝利には結びつかなかったものの、西武の山川(27)は初戦で12球団最速となるグランドスラムを左翼スタンドに叩き込むと、2戦目もソロ弾。昨季の本塁打王(47本)は、早くもエンジン全開である。

 しかし、上には上がいる。日ハムからロッテに移籍したレアード(31)は、開幕3試合連続の3本塁打。楽天のウィーラー(32)も初戦と3試合目で計3本を放っている。

 昨季はセの825本に対し、856本のホームランが出たパ・リーグ。ソフトバンクに続いて、ロッテも今季から外野に「テラス席」を造るなど、いよいよ本塁打増に拍車がかかるだろう。柳田らに並ぶ2本塁打のロッテ・加藤も、うち1本はテラス弾だ。

 開幕カードだけで2本塁打以上の打者は、すでに6人。当然、全員パだ。

 山川が2年連続のタイトルを手にするのか、柳田が奪い取るか。それとも中田か、外国人か。

 ハイレベルなパの本塁打王争いから目が離せない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇