“監督”という肩書が付くと対外的なプレッシャーが全然違う
「チーム内は、そんなに以前と変わりはないと思いますが、対外的には全然違いますね。TD時代も、プレッシャーを感じながら一生懸命に仕事をやってきたという自負はありますが、やはり監督としてのプレッシャーは違いますね。たとえば身銭を切ってスポンサードしていただいている地元の経営者さんと会った時など、心の底から『勝つことで恩返ししないといけない』という気持ちに襲われ、もの凄いプレッシャーを感じます。ウチは親会社もいないし、多くの人の支えがないとクラブを続けていくことはできません。そういったプレッシャーとも戦っていかねばなりません」
――監督・都並の浸透度はどうでしょうか?
「地元のクリーニング屋さん、うどん屋さんなどで『おっ! 監督! 頑張ってよ!』と言われたり、期待度の高さを感じます。でもTD時代からホームゲームの前など浦安駅前で朝の通勤客の皆さんに大声を張り上げてチラシを配ったり、それなりに<ブリオベッカ浦安の都並>は浸透していると思います。もちろんこれからもサポーターを増やすために今まで以上の努力を重ねていきたいと思っています。あと監督という肩書が付いたことで大きなメリットがあります。Jクラブが、練習試合を受けてくれるようになったのです」