大坂なおみ日本人初の全仏OP第1シード イタリア国際8強で
テニスの女子シングルス世界ランキング1位の大坂なおみ(21)が日本勢初の栄誉を手にした。
大坂は16日のイタリア国際でダブルヘッダーを行い、2回戦で同33位のドミニカ・チブルコバ(30=スロバキア)、3回戦で同29位のミハエラ・ブザルネスク(31=ルーマニア)に連勝し、準々決勝進出を決めた。同2位のシモナ・ハレプ(27=ルーマニア)は2回戦で敗退。今大会終了後も大坂の世界1位が確定したため、26日開幕の全仏オープン(パリ)に第1シードで出場することになった。4大大会のシングルスに第1シードに位置付けられるのは日本勢では初めてのことだ。
男子シングルス世界6位で第6シードの錦織圭(29)は、3回戦で同51位のヤンレナルト・シュトルフ(29=ドイツ)をセットカウント2―1で下すなど、2連勝で8強入りを果たした。