ローマ大会が順延で日程タイトに…錦織圭を襲う“雨の試練”

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 テニスは数あるプロスポーツの中でも、ハードな種目だ。毎週のようにツアーがあり、年間通じてほとんど休みがない。試合を休めばポイントを失ってランキングに響くため、ケガを抱えながらだましだましプレーを続ける選手は多い。

 右手首に故障を抱える錦織圭(29)もそのひとりだ。12月には体力的に下り坂に差し掛かる30代になる。その前にグランドスラムはともかく、その下の格付けのマスターズ1000くらいは勝っておきたいところだ。

 さて、そんな錦織はいま、26日に開幕する全仏オープンの前哨戦でもあるマスターズ1000のローマ国際に臨んでいる。第6シードで2回戦からの出場。日本時間15日にフリッツ(アメリカ)との初戦を迎えるスケジュールだったが、雨天順延に。16日に2回戦を戦い、勝てばダブルヘッダーで3回戦を行う予定だ。ただでさえハードなスケジュールがますますタイトになり、故障がちの錦織に重くのしかかることになる。

 なお、同大会に出場予定の大坂なおみ(21)も同日に予定されていた2回戦が順延となり、こちらも勝てばダブルヘッダーとなる予定だ。

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