比嘉真美子が2日目暫定首位も…女子42年ぶりメジャーVの壁
【全米女子オープンゴルフ】2日目
難敵は「愛国心」か。6アンダー単独首位の比嘉真美子(25)は大会2日目、インスタート。前半は1バーディー、1ボギーで首位の座をキープして折り返す。後半は1番、2番と連続ボギーで4アンダー。5アンダーで先にホールアウトしたJ・コルダ(26)に首位を譲る。3番はパーで切り抜け、4番はピン上3・5メートルのバーディーチャンスにつけたところで雷雲接近のため中断した。
約2時間の「休憩」で悪い流れを断ち切り、プレー再開後は4番、5番で連続バーディー。6アンダーで再び単独首位に立ち、7番ボギーも上がり9番でバーディーを奪い単独首位をキープしてホールアウトした。第2ラウンドは日没サスペンデッドになったが、比嘉は3日目、飛ばし屋コルダと最終組で回る可能性が高いからやっかいだ。
全米女子オープンはこの2年は外国勢に優勝をさらわれている。会場のあるサウスカロライナ州は愛国心の強い地域で、コルダの出身地であるフロリダからも比較的近い。コルダの大応援団が最終組につくことが予想され、比嘉は完全アウェーの中でプレーすることになる。