畑岡奈紗2戦連続2位 ドライバー乱れ全米女子は苦戦必至か
【ピュアシルク選手権】最終日
昨年はプレーオフに敗れて2位。最終日首位タイ発進の畑岡奈紗(20)にとって、雪辱と今季2勝目に向けて絶好のチャンスだった。この日は4バーディー、2ボギーの69で回り、2年連続2位フィニッシュ。畑岡と最終組で回ったブロンテ・ロー(24=英国)が67で回り、通算17アンダーでツアー初優勝を挙げた。
畑岡は攻めに転じた終盤にドライバーが曲がりだした。
前日にチップインイーグルを奪った15番パー5(483ヤード)は、2オンも可能なチャンスホール。ところが右バンカーにつかまりパーどまり。
ドライバー飛距離は今季263・5ヤードと昨季より約6ヤード伸びた。しかし、フェアウエーキープ率は昨季の72・16%(ランク78位)から67・77%(110位)と精度が落ちている。今週の全米女子オープンは全米ゴルフ協会が設定し、ラフが長く、うねる高速グリーンが有名だ。ドライバー精度が悪ければ苦戦は必至だ。
「ここまで調子よく来ている。全米女子オープンも精いっぱい頑張りたい」(畑岡)
また、野村敏京が8アンダー21位、横峯さくらは2アンダー55位、山口すず夏は2オーバー68位。