巨人・小林「銀さんに全部負け」直撃取材に“弱気発言”連発
■「しょうがないです」
ドラフト1位で入団し、6年目になる小林は完全に居場所を失いつつある。原監督の発言をどう受け止めているのか。本紙が直撃すると、「監督の1枚半上発言ですか? しょうがないです」と言いながら、こう言葉をつないだ。
「銀さんが出た試合と僕が出た試合で、結果として出ているんで。経験もリードも銀さんの方が上ですから」
去る11日の西武戦は自身が先発マスクで大敗。翌12日の試合で今度は炭谷がスタメンマスクで快勝するなど、確かにここのところは明暗が分かれている。この試合後、原監督は「非常にベンチと一体というか、バッテリーと共に一体となっている感じで、素晴らしいところ。小林も少しでも近づけるように、生きた教材の中で、いい刺激になっていると思う」とコメント。小林は連日、指揮官の“言葉責め”にあっている。
「しょうがないです。ベンチで銀さんのリードを見ていると実際、勉強になりますから。単調にならないように常に気を配っている。投手へ声を掛けたり、間合いとかも含めてですね。僕はああいうことができていなかった。もちろんリードもです。投手の力を引き出そうと、いろんな持ち球を散らしている。うまくインコースを使いながら攻めているし、アウトコースを使っても逃げていないと感じます」