日ハム輝星は3回5失点KOでも…中日打者から相次ぐ称賛の声
4番のビシエドは初回に右翼フェンス直撃の2点適時打を放ち、2打席目は落ちる球に対して、右飛に倒れた。
「初球の(146キロ)真っすぐが来たときはビックリした。腕の振りが速く、リリース時の指の使い方が上手。前の方(ベース寄り)で球を離すので、思ったよりキュッと来る感じがした。ボール球が続いても、怖がらずストライクゾーンで勝負しようという意識も感じたね。2打席目の落ちる球? あれはチェンジアップのような感じだったよ。ストレートを狙っていたが、タイミングを外された。落ちる球の精度をもう少し上げるなどすれば、もっと勝負できると思う」
1打席目に犠飛、2打席目に適時二塁打を放った5番の高橋は、1打席目の初球(内寄り高めの145キロ)についてこう言う。
「いい真っすぐだと聞いていたので、その真っすぐをどう捉えていくかだった。軌道については気にならなかったですが、スピードガンの球速以上というか、意外と伸びてくるなという感じはしました」
■間を取り、首で牽制
吉田の直球はリリース時の手首の角度がほぼ直角で、真っすぐ伸びるときもあれば、いわゆる真っスラすることもある。7番の阿部が「真っスラしながら浮いてくるような軌道。普通は垂れるとか伸びなかったりするんですけど」と話せば、2打席目に二ゴロに打ち取られた2番の京田は「(結果球の)内寄りの真っすぐ(144キロ)が印象に残っている」とこう続けた。