日ハム輝星は3回5失点KOでも…中日打者から相次ぐ称賛の声
「自分の思う球が投げられなかった。ストレートを狙われ、変化球の割合が増えたが、ストレートを印象づけられず、変化球も中途半端になってしまった」
日本ハムの吉田輝星(18)がこう反省した。
23日の中日戦、プロ2戦目の先発マウンドに上がったが、3回5失点で初黒星を喫し、プロの洗礼を浴びた。
中日打線は外角直球を徹底して狙った。ある打者は、「ベース寄りに立ち、内(角)に来たらごめんなさいという感じで打席に立った」と言う。これに屈する形となった吉田だが、日刊ゲンダイ記者が対戦した中日の各選手に話を聞くと、意外にも称賛の声が相次いだ。
■ビシエド「ビックリした」
吉田が「(1番の)平田さんの2打席目に(空振り)三振を取った(147キロの外角の)球は結構低かったですけど、普通に振ってくれたので、それは良かったと思う」と唯一の収穫に挙げた「1球」について、その平田がこう言った。
「スピンがかかって、真っすぐ伸びてくる球だった。すごくいい球だったと思います」