ヤ軍アンドゥハーがトレード要員に 大谷と昨季新人王争い
“エース”右腕の田中将大が不甲斐ない投球が続くなど、先発陣の立て直しが急務のヤンキース。7月31日のトレード期限が迫る中、内野手の有望株を交換要員に、先発投手の補強に乗りだす。
29日付の「MLBネットワーク」(電子版)によれば、昨季、エンゼルス・大谷翔平(25)と、し烈な新人王争いを演じたミゲル・アンドゥハー三塁手(24)を軸に大型トレードを画策している。相手は同じニューヨークを本拠地とするメッツで、サイ・ヤング賞右腕デグロム(6勝7敗、防御率2・86)の獲得を打診しているとみられる。今季のヤンキースはロッキーズから移籍のルメイヒューら内野手が余剰気味なため、実績のある先発投手に白羽の矢を立てた。
アンドゥハーは今年5月に右肩を痛めて負傷者リスト(IL)入りしているが、8月上旬には実戦復帰する見込み。7年ぶりの地区優勝を目指すヤンキースが慌ただしくなってきた。