遼に18年ぶり3試合連続Vの期待 達成はツアー復活の起爆剤
【長嶋茂雄招待セガサミーカップ】最終日
大会初日から首位キープの石川遼(27)が、最終日に5バーディー、1ボギーの68で回り、2位に4打差をつけて完全優勝を遂げた。
通算20アンダーは大会タイ記録で、2014年大会以来2勝目。
「日本プロに勝ってから1カ月半も空き週がありましたが、気持ちをうまく切り替えられた。早く2勝目が達成できてうれしい」(石川)
優勝賞金3000万円を上乗せして、賞金ランクは1位に上昇。そして、石川には3戦連続優勝への期待が膨らむ。次戦のKBCオーガスタ(29日開幕)は16年大会に優勝しているが、親族に不幸があり出場は未定。その翌週開催のフジサンケイクラシック(9月5日開幕)も09年、10年と連覇しておりコースとの相性が良く、記録達成の可能性が高まる。
ちなみに3週連続優勝はG・マーシュ(74年)、
謝敏男(82年)、尾崎将司(88、94年)の3人だけ。3試合連続は青木功(86年)、尾崎将司(86、90、96年)、片山晋呉(00、01年)。