U18W杯制覇に暗雲…エース佐々木朗希の右手中指に“爆弾”

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 最速165キロを誇るエンゼルスの大谷翔平も、日本ハム時代から右手中指のマメに悩まされ続けている。一度、つぶれたら、皮が再生するまで時間を要する。無意識に指先に負担がかからないような投げ方になり、フォームを崩す可能性もあるだけに、今後の登板に影響が出るのは間違いないだろう。

■悲願の世界一に暗雲

 永田監督はとにかく勝利最優先。その意欲はこの日の采配からもうかがえた。

 同点で迎えた九回1死三塁からスクイズで勝ち越し。それも一度、スクイズを失敗、カウント2―2からのスリーバントスクイズだった。永田監督は勝ち越した瞬間、ベンチでこぶしを振り上げてガッツポーズをつくったほど。試合後は壮行試合にもかかわらず、興奮冷めやらないといった表情でこう言った。

「最後まで大学生のお兄さんたちの執念を見せてもらえたのはありがたいし、感謝したい。これから韓国に渡ってアメリカ、台湾と戦うけど、まず、ここ(この日の壮行試合)を勝たなければ次はない。とにかく勝ちにいくと生徒たちには伝えていました」

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