スペイン2部で高評価 香川が森保ジャパンに再招集される日
ドルトムントを戦力外になったことで「全盛期のプレーは無理」と評価され、今年は3月のボリビア戦以外、日本代表には招集されていない。実際、今の香川は代表クラスと判断していいのか?
「前指揮官クロップ時代(08~15年)のドルトムントで香川が輝きを放ったのは、彼がトップ下の香川を経由して攻撃を組み立てるサッカーをやったから。クロップがチームを離れた後、監督交代が続いて18年5月に就任したファーブル監督は〈左右両サイドを攻撃の起点に〉〈トップ下はドイツ代表MFロイスで固定〉という方針を打ち出した。香川は衰えたのではなく、監督交代とチーム戦術の変更で居場所がなくなっただけ。まだまだ老け込む年齢でもないし、新天地でのゴールもペナルティーエリア内で冷静にボールをコントロールし、ゴール枠内にきっちりボールを流し込んでみせた。香川ならではの得点感覚だった。まだ十分に日本代表の戦力として計算できると思います」(ドイツ協会公認S級ライセンス保持者で解説者の鈴木良平氏)
森保ジャパンの“新戦力”となる可能性アリ。