9.5パラグアイ戦 久保に代表最年少ゴール記録更新の可能性
スペインの超名門レアル・マドリード移籍で話題を集めた日本代表の18歳MF久保建英が、ついにスペイン1部リーグデビューを果たした。
レンタル移籍先のマジョルカの一員として現地時間1日、敵地バレンシア戦にベンチ入り。0―2とリードされた後半33分に、チーム3人目の交代選手として右サイドアタッカーに入った。しかし最初のボールタッチに約5分かかり、何度か右サイドを突破しようとしたが、そのたびに相手DFに阻まれ、アディショナルタイム3分と合わせて「計15分」のスペインデビュー戦は、消化不良に終わってしまった。
その久保は、5日に鹿嶋で行われるキリンチャレンジ杯のパラグアイ戦メンバーに選ばれた。出場すれば、久保にとって5試合目の日本代表戦となり、ゴールを決めた場合は〈1977年に当時中央大MF金田喜稔が記録した19歳119日〉の最年少得点記録を大きく上回ることになる。
■シュートの意識が高い
「その可能性は十二分にあるでしょう」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。