佐々木朗希 復帰登板への思い「投げて世界一に貢献したい」

公開日: 更新日:

「もっとも、佐々木の肩肘の状態は問題なかった。佐々木の起用については、監督や佐々木本人だけで決めているわけではないそうです」

 と、さるセ球団スカウトがこう続ける。

「それはこのU18もしかりです。実は佐々木は、岩手県大会後に数日間、筑波大学の練習に参加している。石川、熊田の東邦コンビが社会人の王子へ、宮城、浅田(有明)がホンダ熊本の練習に参加したのと同様、4月の合宿でこれと見込まれ、甲子園に出場できなかった選手は木製バットへの対応やレベルの高い練習環境に身を置いて練習することで、来るべき世界大会に向けて準備を進めていました。筑波大は国保監督の母校であり、4月に骨密度の診察を受けたのも筑波大出身の馬見塚医師。同大の川村監督は、高野連からの依頼で4月の合宿中に佐々木を含めた全選手のデータ解析を行った縁もある。そうした佐々木の周囲は、『肩肘は消耗品』という考え方で一貫しており、彼らのアドバイスの下、佐々木は県大会を戦い、このU18でより優れたパフォーマンスが発揮できるように準備をしてきたそうです」


■投げる投げない「自分一人では決められない」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 2

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  3. 3

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  4. 4

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  5. 5

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  1. 6

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  2. 7

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  3. 8

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  4. 9

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 10

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」