食事に四苦八苦…侍U18メンバー 厳戒“釜山生活”の一部始終
試合前も試合後もマックのハンバーガー。主催者がゲームの際に用意するのはバナナと菓子の軽食だけ。宿舎の食堂は23時でクローズになるため、帰宿後もスタッフ数人が近くのマクドナルドで選手団40人分のハンバーガーを購入。それでもバス内では、ハンバーガーが支給されることで選手たちから「おー! マジうれしい!」などと大歓声が上がったという。選手はこの日、ビッグマックとポテトを胃袋に詰め込み、泥のように眠りに落ちた。
「たかがハンバーガーとは侮れないのが現状です」と、代表スタッフがこう打ち明ける。
「日本食はなく、洋食や韓国料理を中心としたビュッフェスタイル。生の野菜は当初、『手をつけるな』という指令が出ていた。その後、分析担当の島田コーチが自ら率先して“毒味”をして安全を確認。今は普通に食べている。選手はピザやポテト、ベーコン、ソーセージ、ベトナムのフォーをよく食べています。あとはシチュー、マメの煮物、チャーハン、キムチとか。白いご飯はあるのですが、日本とはコメの種類や炊き方が違う。みそ汁もシチューみたいな感じだし、おかゆもイマイチです。日本から食料を持ち込んでおらず、最近になって、ふりかけとラーメンが用意され、選手は少し喜んでいましたが……」