食事に四苦八苦…侍U18メンバー 厳戒“釜山生活”の一部始終
「食事は正直、口に合わないですね……。そうも言ってられないんですけど……」
苦笑いを浮かべてこう言うのはU18日本代表の選手だ。
8月22日から日本国内合宿がスタートし、28日に韓国入り。日韓関係の悪化に考慮し、韓国の地元警察が目を光らせる厳戒態勢の中、佐々木(大船渡)ら代表戦士はどんな暮らしをしているのか。
宿舎は釜山市内にある高級ホテル。そばにビーチがある。W杯に参加する計12カ国が一堂に宿泊する呉越同舟状態で、選手はそれぞれ2人部屋。普段は「外に出るな」とのお達しが出ているため、ホテル内のフィットネスルームで体を動かしたり、素振りをしたりしている。去る3日には、試合会場への往復以外では久しぶりにホテルの敷地内とはいえ外の空気を吸い、素振りやシャドーピッチングをして同日夜のパナマ戦に備えた。
■食事が合わずゲッソリ?
苦労しているのは食事だ。3日のパナマ戦は悪天候の影響で2時間遅れの20時開始となり、選手たちは食事すらままならなかった。