なぜだ?メジャーの高評価は18K奥川より1回降板の佐々木
U18日本代表の佐々木朗希(大船渡)は初登板となった6日の韓国戦で試合前に右手中指のマメが再発し、わずか1回19球で降板。ホロ苦の世界デビューとなったが、視察に訪れたメジャー球団のスカウトたちに、強烈なインパクトを与えた。
同じ岩手出身の大谷翔平が所属するエンゼルスのエルナンデス国際アシスタントディレクターを直撃すると、「とても素晴らしい投手だよ」と、こう続けた。
「肩幅が広く背も高い。柔軟性に富み、腕の振りがとてもしなやか。現時点でもキレがあるし、パワーもある。彼が成長し、次のレベルに到達した姿を我々は注視することになるでしょう」
大学代表との壮行試合を含め、2度、マメを潰しているが、「なるほど……。ただ、彼はとても若い。我々にとってそのケガは大きな関心事ではありません」と言う。
同じくエンゼルスのスワンソン・スカウトディレクターも高校時代の大谷翔平を見たことがないというが、2人は「ショーヘイの高校時代はどうだった? 今のササキと比べてどう?」と日刊ゲンダイ記者に逆質問。「2人とも高校時代に100マイル(160キロ)を投げた? それはグレートだ!」と笑顔を見せた。