なぜだ?メジャーの高評価は18K奥川より1回降板の佐々木

公開日: 更新日:

 U18日本代表の佐々木朗希(大船渡)は初登板となった6日の韓国戦で試合前に右手中指のマメが再発し、わずか1回19球で降板。ホロ苦の世界デビューとなったが、視察に訪れたメジャー球団のスカウトたちに、強烈なインパクトを与えた。

 同じ岩手出身の大谷翔平が所属するエンゼルスのエルナンデス国際アシスタントディレクターを直撃すると、「とても素晴らしい投手だよ」と、こう続けた。

「肩幅が広く背も高い。柔軟性に富み、腕の振りがとてもしなやか。現時点でもキレがあるし、パワーもある。彼が成長し、次のレベルに到達した姿を我々は注視することになるでしょう」

 大学代表との壮行試合を含め、2度、マメを潰しているが、「なるほど……。ただ、彼はとても若い。我々にとってそのケガは大きな関心事ではありません」と言う。

 同じくエンゼルスのスワンソン・スカウトディレクターも高校時代の大谷翔平を見たことがないというが、2人は「ショーヘイの高校時代はどうだった? 今のササキと比べてどう?」と日刊ゲンダイ記者に逆質問。「2人とも高校時代に100マイル(160キロ)を投げた? それはグレートだ!」と笑顔を見せた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭