辞任不可避…暴言疑惑の横浜高・平田監督が語っていた哲学
名門校がまた揺れた。
甲子園で春夏通算5度の優勝を誇る横浜高(神奈川)野球部で26日、指導者が暴言と暴力を繰り返していた疑いが浮上。練習や対外試合は当面自粛し、学校側が調査に乗りだした。
渦中の人物は平田徹監督(36)と責任教師である金子雅部長(42)。告発した部員によれば、平田監督はミスをした選手の首を両手で掴んだり、バットを選手に向けて投げつけることもあった。金子部長は日常的に「殺すぞ」「クビだ」といった暴言を吐いていたという。
あるアマ野球関係者はこう話す。
「平田監督は、口では『萎縮せずにプレーさせるのがベンチの役割』と言いながら、やっていることは正反対。顔を至近距離まで近づけて選手を恫喝したり、体をわし掴みにして身動きを取れなくしたり、パワハラのような行為もあるそうです。金子部長も感情的になる場面が多く、選手の課題を取り上げた報道陣を威嚇して『取材禁止だ』と追い払うこともありました」
2015年夏から指揮を執る平田監督は16年から3年連続で夏の甲子園へ導いたが、高野連の評判もすこぶる悪い。