日本は丸裸に…続くサモア、スコットランド戦の冷静な展望
日本は今後、10月5日のサモア戦(豊田スタジアム)、13日のスコットランド戦(横浜国際総合競技場)の2試合で、決勝トーナメント進出を目指す。
日本は最新の世界ランキング(日本時間28日発表)でスコットランドと入れ替わり8位に浮上。サモアは1つ繰り上がって15位。日本が有利だが、元日本代表ロックの大八木淳史氏がこう言う。
「サモア、スコットランドとも、日本がアイルランドに勝つとは考えていなかったはずです。想定外の躍進から、両チームとも本気で日本の分析に努めるでしょう。試合では、より慎重を期した戦術を用いてくるはずで、日本はアイルランド戦のような優位な試合運びができるとは限りません。特にサモアは流れに乗れば、選手個々が素晴らしいパフォーマンスを発揮するチームだけに、日本は組織力を生かして波に乗せないことが重要になります」
初戦のアイルランド戦を落としたスコットランドは、1次リーグ敗退なら11年大会(ニュージーランド)以来の屈辱を味わう。6カ国対抗戦でしのぎを削るライバル国のウェールズ人記者も「スコットランドは日本以上にまとまりを見せるはずです」と、こう続ける。