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いとうやまねコラムニスト

サッカー、フィギュアスケート、ラグビーなどのコラムニスト。取材・構成・ライティングを担当した土肥美智子著「サッカー日本代表帯同ドクター 女性スポーツドクターのパイオニアとしての軌跡」が好評発売中。

タータンはスコットランド代表とキャンプ地長崎の友好の印

公開日: 更新日:

 スコットランド代表が訪れる町は、民族衣装をまとったファンであふれかえる。チェック柄のキルトにスポーランというポシェットをぶらさげ、上着は濃紺の代表ジャージーというのが定番だ。本当は英国王室の正装のようにフォーマルな着こなしもある。ベルトや短剣、キルトピン、下着は着けない――。本気で装うとなると、かなり大変なことになる。

 もともと高地地方(ハイランド)の男たちの装いで、1枚の大きな布を地面に広げ、あらかじめプリーツを作って下にベルトをくぐらせる。そこに寝ころんで着付けるのだが、ベルトより下がスカート、上はストール様になる。現在では上下セパレート。下は初めからプリーツに縫われた巻きスカートが一般的だ。

 柄は「タータン」。由緒正しき氏族(クラン)独自の柄、地域に根差した柄、王室専用、軍専用、誰でも自由に使えるものなどなどいろいろある。

 新しくデザインをおこす場合でも、国や専用の民間機関に意匠登録が必要となる。登録されていないものはタータンを名乗ることができない。

 スコットランド代表ジャージーの肩や胸元などにある柄(写真参照)も「Scottish Rugby Union」という名前で登録されている。ナショナルカラーと国花のアザミの色をモチーフにした美しいパターンとなっている。

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