秋山に加えバレにも触手 ソフト3年連続日本一でなぜ大補強
まだまだ「食い足りない」ようだ。
日本シリーズで巨人を蹴散らし、3年連続日本一に輝いたソフトバンク。セの覇者に圧倒的な戦力差を見せつけたものの、複数のスポーツ紙がオフの大補強を報じている。海外FA権行使が濃厚の西武・秋山に加え、ヤクルトのバレンティンにも触手を伸ばすというのだ。
ソフトバンクは短期決戦の強さとは裏腹に、ペナントレースに限れば2年連続V逸。来季こそ、リーグ優勝した上で日本一になりたいはずだ。そのための補強なら理解できるにしても、選手がダブつくことにならないか。
「実は球団内には主に中堅を守る柳田の一塁転向プランがある。柳田はケガが多く、今季も開幕直後に負傷。38試合の出場にとどまった。守備の負担の少ない一塁へのコンバートは、以前から温めていた。一塁の内川は37歳とトシがトシ。秋山は柳田の後釜の中堅手にうってつけです」(球団OB)
問題はバレンティンだ。来季から日本人扱いになり、外国人枠とは無縁にはなるものの、ソフトバンクにはデスパイネという大砲がいる。