マシソン退団で整備急務も…巨人のリリーフ補強は苦戦必至
巨人のスコット・マシソン(35)が25日、球団事務所で退団会見を行い、「巨人で過ごした8年間は野球人生キャリアの中でもハイライトだった」と思いを語った。
2012年から絶対的セットアッパーとして、この年からのリーグV3に貢献。第2次原政権を支えた。8年間で通算421試合に登板。13、16年には最優秀中継ぎ投手に輝いた。今後は母国カナダ代表としてプレーを続け、来年の東京五輪後に現役を引退する。
当然、巨人は穴埋めをしなくてはいけない。後釜候補の大本命は、中日の159キロ左腕、ジョエリー・ロドリゲス(27)だ。来日2年目の今季は64試合で3勝4敗41ホールド1セーブ、防御率1・64で最優秀中継ぎとなっている。
今季の年俸は7000万円。中日も引き留めに全力を挙げるというが、複数の関係者によると、巨人はおよそ3倍の年俸2億円以上、契約金を含め、2年総額6億円規模を提示する情報があるという。ただ、複数のメジャー球団も獲得に興味を示しており、マネーゲームの様相を呈している。