織田信成がモラハラで提訴 “関大の女帝”のもうひとつの顔

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 リンクの外では小脇にプードルを抱え、幼い教え子からも慕われているという。

「今でこそ羽生結弦選手の活躍で男子の人気も高くなりましたが、織田くんの世代は男子の競技人口が少なく、ノービス(ジュニアの下)の全日本選手権ではまともに人が集まらないような状況でした。国内のライバルはほとんどおらず、コーチ陣も『辞めないように教えなきゃ』とチヤホヤしてきた時代。過去には生徒にねだられたからと、犬を買ってあげるコーチもいた。織田くんは、指導者がお母さんですから、甘やかされていた部分はある。一方、当時から世界を相手に戦っていた女子は厳しい指導は当たり前。言葉もきつい。そういう女子の世界のような接し方をされ、アタリの強さにショックを受けたのではないか」(スケート連盟OB)

■決意の告発に立ちはだかる壁

 裁判沙汰に発展した今回の騒動。「フィギュアスケート界の悪弊へ一石を投じる思いで提訴した」という織田氏に勝機はあるのか。

「フィギュアは閉鎖的な世界。以前は練習映像を見直す目的で動画を撮る親も多かったですが、今は親でさえ撮影禁止です。その厳しい指導も選手や親が望んでやっていることなので、織田くんが証言を求めても、賛同してくれる人がどれだけいるか。関大を辞めて織田くんは指導拠点を失い、すでに織田くんとお母さんが指導する選手の中には移籍を申し出ている子もいると聞きます。このまま選手流出が続けば、『織田組』の解散もあります」(前出の関係者)

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