ハーフM日本新の新谷仁美「トラックよりマラソンを」の声
「できれば選手として出てほしかった」
そう思っている人は少なくないはずだ。
19日のアラムコ・ヒューストンハーフマラソンで1時間6分38秒の日本新記録で優勝した新谷仁美(31)。これまでの記録は福士加代子(37)が2006年に出した1時間7分26秒。14年ぶりに48秒も更新した。
新谷は12日に行われた全国都道府県対抗女子駅伝の東京アンカーでチームの3位に貢献。26日には、東京五輪代表の選考も兼ねる大阪国際女子マラソンのペースメーカーも務めるというハード日程だ。
ちなみにこのレースには、リオ五輪女子マラソン代表だった福士も出場する。
新谷はすでに1万メートルの東京五輪参加標準記録を突破しており、五輪代表の有力候補だが、陸上界には「あのスピードがあればマラソンの方がメダルの可能性が高い」という声もある。
24年パリ五輪までに気が変わらないものか……。
【写真特集】マラソングランドチャンピオンシップ(MGC) 2019