巨人菅野が新フォーム投 “メジャー仕様”で完全復活の予兆
「一方で僕はコーチじゃない、と若手に自立を求めてもいる。昨年の納得できないシーズンがあって、今年は東京五輪というビッグイベントが控える。人にかまっている場合じゃない、というのがひとつ。さらには、今季の結果によってはオフのメジャー移籍が実現するかもしれない。後輩たちにいつまでも依存されたままでは、チーム的にも良くない、というのもあるのだと思う」
今キャンプでは、菅野派の成長株で昨季16セーブを挙げた東海大の後輩でもある中川(25)が、一軍投手陣のキャプテンに指名された。本人も「菅野さんはチームをまとめる声掛けなどをやっていた。そういうところは自分でもできる。積極的にやりたい」と後継者として腕をまくっている。
若手投手を引っ張り、ある時はコーチングまで期待されていたこれまでの重荷が下り、菅野が自身の調整に集中できる環境が整うとしたら……。今年は17勝、15勝をマークした2017、18年以上の活躍が見られるかもしれない。
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