プロ野球史上初・OP戦72試合無観客決定で“笑う”阪神と藤浪

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 コロナの余波がプロ野球にも及んだ。

 26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、NPB(日本野球機構)はオープン戦72試合と二軍教育リーグを無観客試合とすることを決めた。無観客試合実施は史上初だ。

 すでにサッカーラグビーなどは公式戦の延期を決定している。何が何でも試合はやる、という姿勢の是非はともかくとして、「この決定は阪神にとって、プラスになるんじゃないか」との話も聞こえてきた。

■タメ息もヤジもなし

 さる阪神OBが「藤浪の復活を後押しするかもしれませんからね」と、こう話す。

「近年、不調が続く藤浪は、自分自身のみならず、熱狂的な阪神ファンとも闘っていた。ボールが先行してカウントを悪くすると、場内は数万人のファンの大きなタメ息に包まれる。時には心ないヤジも飛ぶ。勝てば大喜びしてくれるとはいえ、メンタルに問題がある藤浪にとって、精神的にさらに追い込まれていたフシがある。阪神の残りのオープン戦は甲子園、京セラで計7試合(オリックス主催の2試合を含む)。無観客の試合なら応援はないものの、タメ息やヤジは一切飛んでこない。オープン戦中の短期間といえども、心置きなく投球に集中できれば、復活の足掛かりをつくれる可能性はありますよ」

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