相次ぐ試合中止…先が見えない状況でプロは何をするべきか
先が見えない状況はゴルフ界にとどまらず社会全体も同じで、このまま産業界に深刻なダメージが広がっていけば、ゴルフをやっている場合ではない、という雰囲気にもなりかねません。
松山は3月に入ってからいい流れで仕上がっており、「マスターズ」での活躍が楽しみでしたが、仕方ありません。
「WGCデルテクノロジーズマッチプレー選手権」「マスターズ」の出場に向けて国内で調整していた今平周吾も、渡米できずスケジュールに狂いが生じています。
いつツアーが再開されるか、それは世界中のプロも同じ不安を抱えています。
しかし、「いつでもベストな状態で、すぐに戦える」態勢を整えて、ポジティブな気持ちを持ち続けないと精神的に参ってしまいます。試合のなかった期間が「よかった」と言えるように過ごすことが大事です。
もちろんプロの世界に身を置けば、落胆もありますが、プラスに持っていく気持ちの切り替えもうまい。今は先が見えませんが、みんな再開されるまでもう少しの辛抱だと、考えているはずです。