肩日本一の巨人小林 正捕手争い後退でトレード打診殺到か

公開日: 更新日:

 昨季もFA炭谷の加入で捕手は3人併用。小林は4年ぶりに100試合未満となる92試合の出場にとどまり、打率は・244だった。それでも盗塁阻止率・419は12球団トップ。4年連続リーグナンバーワンだった。あるコーチは「全体の捕手を見渡しても、間違いなく肩は日本一」と言うのだが、すでに原監督が見限っているともっぱらだ。

 多くの球団が正捕手不在に悩む捕手難の時代。他球団の編成担当者は「原監督は何で小林を使わないの? 打てないという理由だけなら、もったいないですね」と興味を示す。

 年俸は1億円と高額だが、小林がさらに出番を減らすようなら、巨人の関係者が「昨年も打診はありました」と言うトレードの申し込みが殺到しそうである。

 順調なら今季中にも国内FA権を取得する。他球団の評価が高い捕手だけに、オフの動向にも注目が集まる。

【写真特集】巨人紅白戦 正捕手争い激化か/巨人春季キャンプ

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動