肩日本一の巨人小林 正捕手争い後退でトレード打診殺到か
巨人の開幕マスクは3年目の大城卓三(27)になりそうだ。
当初、原監督は大城の打力を生かすため、先月の沖縄2次キャンプから「一塁専念」とした。しかし、オープン戦を含めた7試合で打率・136と急降下。キャンプ終了時に「もう少し楽な捕手併用という形でやらせる(戻す)」と命じると、再び打ち出したのである。
原監督は18日、正捕手争いについて「(大城が)今のところ一歩リードしている。打撃はあるし、リード面も含めて。スローイングも向上している」と言及した。
これでまたぞろ不遇をかこつのが、これまで正捕手を張ってきた小林誠司(30)だ。大城が一塁に専念していたオープン戦序盤は、主に岸田が先発マスクをかぶった。岸田が二軍に落ちると、今度は大城がメイン。小林は守備固めのような起用が続いているのだ。
前回のWBCでは侍ジャパンの正捕手を務めた。昨年のプレミア12でも代表に選出されたが、原監督が3度目の就任となった昨季から、巨人ではジリ貧状態が続く。