コロナで当落線上は命拾い クビ候補筆頭の「有名無実」5人

公開日: 更新日:

 6月以降の開幕を目指しているプロ野球。確実となった試合数減の影響はいろいろあれど、ある球団の関係者は、

「アマチュアの大会が軒並み中止になっているため、今年のドラフトは指名人数が最小限になりそう。その分、戦力外の人数も減りそうです」

 と言う。コロナ禍によりクビの「当落線上」の選手が命拾いする年になるというのだ。

 それでも、お払い箱になる選手は出る。さる球界関係者がこう言った。

「試合数が減って、アピールの機会が少ない今年は、在籍年数の浅い若手は解雇しにくい。逆に実績や名前はあっても、費用対効果の悪くなった中堅以上が例年以上にバッサリといかれるのは確実です。こういう選手はどこの球団にも1人はいて、たいてい高給取りだったりする。今年は球団として大幅な収入減となるのは確実。なんとか開幕を迎えても、当面は無観客で試合を行うことが決まった。放映権料以外にほとんど実入りがなく、経費だけがかかるという最悪の展開で、『いっそのこと今季は中止でも』というのが本音の球団もある。そういう状況の中で、『元大物』を戦力外にすれば、経費削減にもなる。オフには有名なあの選手たちがゴッソリ……ということがあるかもしれません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…