大谷は5月にもライブBP 主砲に“実戦投”で願ったり叶ったり
エンゼルス・大谷翔平(25)の二刀流復帰への調整スケジュールが明らかになった。
ビリー・エプラーGMは26日(日本時間27日)、MLBネットワークラジオに出演。大谷の現状について週2回のペースでブルペン入りして35球程度を投げているとし「強度は80~85%ほどではないか」と説明した。
本拠地のカリフォルニア州では外出禁止令が出されているが、一昨年に右肘靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けた大谷は特例で球団施設を使用しているという。
今後も本拠地で調整を続け、患部の状態が万全なら、投手復帰を予定していた5月半ばにもライブBP(打者を立たせた投球練習)を行う見込み。
同GMは「5月も外出禁止令が解かれないようなら、どのような形でライブBPをやるか考えなくてはならない」と話した。
3月13日のオープン戦中断後、チームは一度解散し、大半の選手は故郷に帰省したり、キャンプ地アリゾナ州にとどまった。現在、主力打者で本拠地アナハイム近郊に身を寄せているのは、主砲のトラウトら一部のみ。大谷が本格的な投球練習を再開する際、打席に立つのが可能なのはトラウトぐらいしかいないのが現状だ。