ドイツでは囲みも禁止 7月再開Jリーグの取材体制どうなる
■PCR検査で陰性じゃなければ取材できないブンデスリーガ
5月16日に再開されたフランクフルトーボルシアMG戦でホームのフランクフルトは取材記者を10名(ホーム8名、アウェー2名)に、ピッチサイドのカメラマンは3名に限定したことだ。記者は事前にPCR検査を受けて陰性でないと取材でず、試合後の監督会見やミックスゾーンでの取材、囲み取材は一切禁止。クラブの広報を通して監督と選手のコメントが伝えられるという厳しい措置だった。
こうした様々な制約があり、これでは大きく紙面を割いて多角的に報道することはできないし、スピードが要求される電子版の作成にも苦労するだろう。果たしてJリーグの取材規制はどうなるのか。
この点に関して担当の藤村Jリーグ特命担当部長は「無観客試合はドイツを手本にしています」としながらも「記者、カメラマンはかなり制限する予定ですが、ドイツと日本は事情も違うのでクラブと話しながら検討している最中です」と述べるにとどめた。