コロナ特例で外国人5枠採用なら 阪神が巨人より有利の根拠
プロ野球が今季の特別ルールとして、外国人枠の拡大を検討しているという。
新型コロナウイルスに対応するためで、専門家メンバーからは、選手の体力や免疫力の低下を防ぐ「負担軽減ルール」の採用を提言されている。
そこで浮上しているのが、外国人枠5人の特別ルールで、現行の「出場は4人以内」は変えず、登録は5人に増やす案だ。これなら、先発した外国人投手を登板翌日以降も一軍に登録したまま、他の4人の助っ人が出場できるのだ。
セでは巨人、阪神が有利になりそうだ。
■「先発2人を有効的に使える」
巨人は現在、支配下だけで7人の外国人が在籍している。先発投手のサンチェス、メルセデスが登板しない試合は、他の4人が使える。
さるチーム関係者は「山口俊が抜けて投手陣が不安。昨年、韓国リーグで17勝を挙げたサンチェスは生命線です。オープン戦は3試合で防御率10・57だったが、アテにせざるを得ない。メルセデスは左腕エースの扱いだし、この2人と残り5人を有効的に使えるのは大きい」と言うから、ギリギリの人数しか在籍していないチームより活用度は高そうだ。