日ハム清宮“最大の敵”は栗山監督か…ムチばかりで周囲心配
清宮が心配だ、という声がある。
高卒3年目のシーズンを迎えた日本ハムの清宮幸太郎(21)が、練習試合6試合で12打数1安打と精彩を欠く。9日のヤクルト戦では、後輩の万波が途中出場で神宮のバックスクリーンへ本塁打。同じようにチャンスをもらう万波、野村の高卒2年目コンビがアピールしているだけに、余計に清宮の元気のなさが際立ってしまうのだが、さる日ハムOBによれば、「チーム内には、いよいよ清宮が才能を開花させそうだ、と見る向きが多いんです」という。
「昨年10月に右ひじの手術を受けて、悩まされていた故障の不安が癒えたのも大きい。コロナ禍による自主練習期間中は愚直にバットを振り続け、これまであまり興味を持たなかった守備に関してもこの2カ月間以上、一日も欠かさずスローイング、ゴロ捕の練習を黙々と繰り返した。新任の矢野コーチがリモート指導を含めて朝に晩に熱心に面倒を見て、おっとりしていた野球への取り組み方が明らかに変わってきた。自主練習明けに清宮を見たコーチ、選手が『どうしちゃったの? 打撃も守備も見違えた』と驚いたほどです」