“スーパー高校2年生”4人の名前 2021年ドラフト先取り情報
8月の甲子園交流試合も注目
甲子園交流試合出場組にもいる。
森木と中学軟式野球界を盛り上げた仙台育英(宮城)の左腕・笹倉世凪投手はスリークオーター気味の腕の位置から147キロの速球を投げ込む。昨秋の公式戦で3本塁打。打者としてもプロが注目する二刀流だ。
「当時、仙台育英秀光中の監督だった現・仙台育英の須江監督が、小学6年生だった笹倉の120キロを超える直球を投げる潜在能力に惚れ、岩手・一関からスカウトしてきたんです。中学では全国で準優勝。昨秋は打者に専念したが、この冬は投手として練習を重ね、1月のブルペンでは149キロをマークしたそうです。昨秋の県大会のライバル・東北戦で、バックスクリーン左に逆転サヨナラ3ランを放った打撃は中軸を任されています」(東北のマスコミ関係者)
野手では智弁学園(奈良)の前川右京外野手が挙げられる。1年時に高校通算21本塁打を放っている左の長距離砲だ。
巨人の4番で高校の先輩・岡本は高校通算73本塁打を放ったが、1年終了時には8本だった。前川は昨夏の甲子園も経験しており、昨秋の公式戦は8試合で打率・586、6本塁打、17打点と打ちまくった。金属バット14本にヒビを入れてしまうほど、岡本先輩も顔負けの爆発的なスイングで、本塁打を量産中だ。
来年の甲子園のためにも、覚えておいて損はない。