DeNAラミレス監督に今オフ巨人に“スライド入閣”の怪情報
「ラミレス監督って、来年は巨人に行くんですか?」
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)の周辺から、こんな声が聞こえてくる。5年目の今季の契約は1年。首位巨人との8・5ゲーム差を逆転し、悲願のリーグ優勝でも果たさない限り、今季いっぱいでお役御免となる可能性は高い。
ラミレス監督と近しい球界関係者がこう語る。
「親日派のラミレス監督はかねて『日本で骨をうずめたい』と言っている。DeNAの監督に就任する前は独立リーグの群馬でシニアディレクターを務めたり、オリックスと巡回アドバイザー契約を結んでいた。5年前に日本人女性と再婚。昨年、帰化が認められ、念願の日本人になった。たとえDeNAとの契約が終わっても、日本の他球団からのオファーを待つことになる」
そこで、現役時代の2008年から4年間在籍し、不動の4番打者として、08、09年のリーグ連覇に貢献した巨人が浮上するというのだ。
「主砲だったヤクルトから巨人へ移籍したのも、原監督の采配に興味があったから。そういう意味ではバリバリの原派。そんな事情を知っている原監督との関係は、監督同士になった今でも悪くありません」(前出の球界関係者)
巨人にも事情がある。既定路線となっている阿部慎之助二軍監督(41)が一軍監督に就任する際には、「経験者」を参謀に据える構想だ。失敗した高橋由伸前監督の教訓からである。
「5年間の監督経験者なら、サポート役にちょうどいい。ともに中軸打者として巨人を支えた阿部二軍監督との関係も悪くありません。球界を見渡せば、中日は監督経験者の伊東ヘッドコーチが与田監督をサポートしているし、昨季までヤクルトに在籍していた石井コーチは、原監督に請われ、今季から巨人に移籍している。もしラミレス監督が今季限りなら、巨人にスライド入閣する可能性もあると、DeNA内でウワサになっているというのです」(別の球界関係者)