首位巨人と7.5差 窮地のDeNAにソト&梶谷ダブル流出危機
昨オフ、主砲の筒香嘉智がレイズへ移籍したDeNAは、今オフも中心選手の去就問題を抱えている。
一昨年、昨年と40本塁打以上を放って2年連続で本塁打王を獲得したソト(31)の2年契約が今季で満了となる。8月に腎盂腎炎に罹患したこともあってか、ここまで9本塁打と例年の爆発力はないものの、年俸は1億8500万円プラス出来高と、実績の割には高くない。横浜OBが言う。
「決して守備はうまいとは言えませんが、二塁、一塁に加えて右翼も守れる。昨オフには米国の名物記者であるジョン・ヘイマン氏が『メジャー球団の注目を集めている』と伝えた。メジャーでは通算0本塁打と実績はないものの、日本で技術を磨いて成長を遂げ、メジャー複数球団が調査を継続している。来季も日本でプレーするとしても、巨人などの他球団が黙っちゃいないでしょう」
主に1番打者として打率・282、11本塁打、25打点の梶谷隆幸(32)も、8月21日に国内FA権を取得した。
「一昨年、昨年とケガや不調に苦しみ、年齢も32歳とはいえ、今年は復活を遂げつつある。14年に盗塁王を獲得した走力と守備力はもちろん、通算111本塁打をマークするパンチ力も健在。昨オフの契約更改では減額制限に迫る25%近い大減俸となり、年俸7400万円と値段もお手頃。梶谷がFA権の行使を決断すれば、獲得に乗り出す球団が出てくる可能性はあります」(放送関係者)