オリ育成新人の大下誠一郎が初打席初本塁打 その素顔とは

公開日: 更新日:

「声の大きさと練習量はハンパじゃない」と、オリックスOBがこう続ける。

「とにかくメチャクチャ声を出す。それも相手をヤジるんじゃなしに、味方を大声で鼓舞する。選手がエラーすれば『気にするな!』、ボール球が先行すれば『球は走ってるぞ!』という調子。一塁や三塁の守備位置からグラウンド中に聞こえるくらいの声で叫ぶもんだから、ウエスタンでも大下の声は評判だった。それに練習熱心。ファームでも試合後の特打ちは当たり前。裏方さんが、『いい加減、やめてくれ』と音を上げたこともある。それでも足りず、夕食後に室内でマシン相手に打ち込んでましたから」

 最下位にあえぐオリックスが、イキのいいルーキーのひと振りで連敗を3で止めた。戦力としての期待は大きいし、この日もグラウンドやベンチで休むことなく大声を出していたように、いいムードメーカーになりそうではある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された